感じたことを書き留めておく。

可愛らしい絵柄で淡々とした描写、テンポ良い展開だったからだろうか。
余計、胸にくるものがあった。
鑑賞後、普通に日常あれこれをしていたら急に鼻の奥ツンとなって涙でた。
かつて私は、戦時中のことに強い興味を持ち、本を読んだり調べ物をしたりしていた。
そんなこともあってか、戦後の価値観でその当時の選択と決断を断罪し反戦ウンヌン、、がどうにも苦手で、この作品もそういったメッセージ性が強く出ていたらイヤだなーと鑑賞前、実は少し思っていた。
が、杞憂だったと思う(もちろん、受け止め方は人それぞれ。少なくとも私は、この映画を観て、“軍部の暴走ガー”とか“せんそーはんたーい”とか、そういう想いのみに支配されていません)。
ペリリュー、ガダルカナル、サイパン、グアム・・まだ他にもある。
あの時代に日本から遠く離れた南方の島で戦った日本軍。
30代の頃、父の書棚の阿川弘之『暗い波濤』を読んだ。
南方戦線での兵士達の日常が記されている箇所があったと記憶している。
クスッと微笑ましく思えるエピソードもあったし、「ウソやろー!?」と愕然となる酷いエピソードもあった。
これまた父の書棚にあった毎日グラフ?にガダルカナルでの兵士達の日常ひとコマPHOTOもあって、確かそこには絵の上手な美大出身の兵士がいてカレーのレシピを紙に描いてた。
豚のカラダをコミカルに、肉の部位が上手に描かれてたよ。確か、こんな味でウマイなどの文字と共に。実際にはそこにカレーはなく、思い出し、絵にしていた。
飢餓に苦しむ日々を懸命に生きていた。
わずかに残っていた醤油が雑草をおいしい野菜に変えてくれた、というのも読んだ。
その醤油が尽きた時、ガックリした、と。
あと、どこだったか忘れたけど、森光子さんの慰問のお話もあり、そのこと知って以来、森光子さん見ると込み上げるものあった。
・・て、だんだん何を書いているのかわからなくなってきた。
書き留めたい気持ちはたくさんあるけど、言葉にすると安っぽくなってしまうんよね。
何度も、「書いては消す」を繰り返している。
この映画で知ることが出来た。
20代のまだ若い兵士達があの島で戦ったこと。そして・・。
今の世、当たり前なんかじゃないんよ。
ちゃんと暮らそうと思った。はずかしくないよう生きたい。
いい映画でした。ありがとうございました。